ほくろは、皮膚の一部にメラニン色素を含む細胞=メラノサイトが、周囲より高い密度で集まって黒く見えてしまうものを指します。
当院では炭酸ガスレーザーでのホクロ除去を行っています。
施術をする前には手順を説明し、実際に施術した直後のキズや将来的なキズをお見せした上で、考えられるデメリットなどについて説明させていただいています。
ホクロの細胞は表皮だけではなく真皮にもあるためキズは陥凹します（ホクロによって深さも違うため全てが同じキズの深さというわけ ではありません）。たいていの場合、1週間から10日ほどで皮がはってきます。この段階ではまだ陥凹は残っており、キズが元の高さに盛り上がってくるには 数ヶ月かかります。
その後は赤みがしばらく残りますが、これも数ヶ月で徐々にひいていきます。
この陥凹が元の皮膚の高さに戻るまでの時間や、赤みが消えていく時間にはかなりの個人差があります。キズの治りが早い人や小さいホクロの場合は、早い段階でキズも目立たなくなりますが、大きいホクロの場合や人によっては、赤みが1年近く続く場合もあるのです。

CO2 レーザー